日本と違う?
中国の高速鉄道の魅力!

あらゆる技術を吸収

中国の高速鉄道はあらゆる国の鉄道技術を吸収して完成したものとなっています。車両に関して言えば、CRH5型はフランス製となっていますが、ベースは動力分散型のETR600型であり、こちらはイタリア製です。つまり、イタリアとフランスの技術を融合した中国の高速鉄道という、何とも夢のある車両となっています。

さらに、ドイツやカナダ、日本などといった高速鉄道の技術も導入しています。これらは「自国の文化ではない」という皮肉めいた批判を浴びることも少なくありませんが、このように貪欲に技術を吸収し、それによって実益を求めることこそが中国の国としての強さだと言えるでしょう。また、このような技術を、さらに海外に輸出しており、外貨を稼ぐ手段にしています。

そもそも、鉄道文化というのは国力を表すと言われています。どのような地形で、どのような線路を建設し、どのような車両を走らせるのかというのは、あらゆる学問が成熟していなければ成り立ちません。鉄道技術を語るときには、インフラだけに留まらず、その国の思想や文化すらも浮き彫りになるのです。そのようなことからも、中国がどのような国かを測るための材料として、この高速鉄道が語られることとなるのです。